AGA治療薬の個人輸入で注意すべき点などをご案内します。AGAは早期発見・対策が重要だという理由を解説しています。

２．「個人輸入」とは

　まず初めに、「個人輸入」がどんなものかを簡単にご紹介しておきます。
　”輸入”という名前は付いていますが、購入者側からすると普通にインターネットで商品を購入するのと何ら変わりはありません。
　日本と海外を行き来している輸入代行業者によって、皆さんが注文した治療薬を代理で購入してくれます。
　そして、個人輸入という行為自体は違法ではないので安心してください。

３．個人輸入のメリット

　それでは、個人輸入によってAGA治療薬を入手するメリットについてお伝えします。

（１）日本で認可されていない薬を入手可能
　個人輸入には、まだ日本で認可されていない物を入手できるというメリットがあります。
　日本では認知度が低いですが、海外には多くのAGA治療薬が存在しています。
　制約事項もありますが、それでも個人輸入によって入手する方もいます。

（２）費用を抑えることが出来る
　代表的なAGA治療薬である「プロペシア」のジェネリック医薬品として、「フィンペシア」などが存在します。
　フィンペシアなどのジェネリック医薬品には、プロペシアと同様の有効成分が配合されていますが、費用は抑えられています。
　海外では低コストで薬を製造することが出来るため、販売費用も低いというのが理由です。
　AGA治療薬は継続して服用する必要があるため、可能な限り費用を抑えたい方も個人輸入を利用しています。

４．個人輸入によるデメリットや注意点

　続いて、個人輸入でAGA治療薬を入手する際のデメリットや注意点をご紹介しておきます。
　デメリットについては認識が無い方が大勢いると思いますので、これを読んで知識を付けてください。

（１）偽物・粗悪品が届く可能性もある
　第一に、個人輸入で手に入れたAGA治療薬の中には、偽物や粗悪品が紛れ込む可能性があります。
　残念なことですが、現代ではAGA治療薬の偽物や粗悪品が数多く出回っています。
　そのような物の場合、明記されているもの以外の余分な成分が配合されていたり、有効成分の量が少ない恐れがありますので注意が必要です。

（２）副作用のリスクが高まる
　病院やクリニックなどで正規に入手したAGA治療薬の場合、臨床試験といった数多の検査をクリアしています。
　しかし、個人輸入で手に入れる治療薬には、そのような検査が行われませんので、安全性の観点から考えると懸念が残ります。
　そのため、思いがけない強い副作用が出るリスクもあることを知っておきましょう。

（３）最適な治療薬か判断できない
　素人の自己判断では、自分が薄毛になっている正しい原因やその適切な対処法が分かりません。
　そのため、個人輸入でAGA治療薬を入手したとしても、それが自分の症状に合ったものかは判断出来ませんよね。
　実は、AGAによる薄毛だけで考えたとしても、症状には個人差が存在するため、それによって治療薬も変える必要があります。
　自分に合った治療薬を服用しないと、発毛効果が実感できないだけでなく、副作用が出る可能性も高くなります。

５．個人輸入は全てが自己責任

　ここまで、AGA治療薬の個人輸入について、メリット・デメリットなどをお伝えしてきました。
　皆さんに一番認識しておいて欲しいのが、個人輸入で何らかのトラブルや身体の異常が起きたとしても、全て自己責任になるということです。
　確かに、病院やクリニックで処方される治療薬は、個人輸入で入手するより費用が高くなるかもしれません。
　しかし、AGA治療薬を服用する理由は、”安全にAGAや薄毛を解消すること”に他なりません。
　AGA治療の中で費用も大切なことですが、一番に優先すべきことは安全性ではないでしょうか。
　そのため、広島で治療薬によってAGAを解消しようとお考えの方は、病院やクリニックで正規に処方されるものを使用することを強くお勧めいたします。