フケが発生する原因や対処法についてご案内します。

 フケが出る原因と対処法について

フケが増えたのは危険信号?

1.フケが増えたのは危険信号?

 個人差もありますが、頭皮からフケが出るのは自然なことです。
 しかし、以前よりフケが増えたと感じる場合には注意が必要です。
 放置していたり間違った対処を行うと、よりフケが悪化してしまう可能性があります。
 そこで今回は、フケが発生する原因や正しい対処法について解説していきます。
 フケが増えることで薄毛の原因にもなりますので、広島で薄毛治療や発毛に挑戦しようとお考えの方は、この記事を読んでフケに関する知識を身につけてください。
異常を感じたら皮膚科の受診

2.異常を感じたら皮膚科の受診

 日常生活を送っている中で、通常と変わらないフケの量であれば気にする必要がありませんが、通常のフケと異なる場合には皮膚科の受診をお勧めします。
 それ以外にも、原因は分からないけど自分のフケが気になる時には、早急に皮膚科に行きましょう。
 もしかすると、フケを併発する皮膚病や頭皮の炎症を起こしている恐れもあります。
 しかし、異常を感じるといっても、どのようにして見比べれば良いのか分からない方もいると思います。
 そこで、通常のフケと異常な状態のフケの特徴を紹介しておきます。
通常のフケ
(1)通常のフケ
 まず、フケとは何なのかを説明しておきますと、頭皮の新陳代謝によって古い角質が剥がれ落ちたものをフケと呼びます。
 生理現象のため、誰でも少なからずフケは発生します。
 しかし、基本的にフケの量は少なく、フケ自体の大きさも小さいのが普通です。

(2)異常な状態のフケ
 通常のフケであれば気にすることはありませんが、以下のような特徴が出ている場合には注意が必要です。

 ・大量のフケ
 ・フケ自体が大きい
 ・頭皮の特定部分のみ発生するフケ
通常のフケ2
 通常より大量のフケが発生している場合には、頭皮に何らかの異常が起き、頭皮環境が悪化している可能性が高いです。
 また、フケ自体が大きい場合には、頭皮の新陳代謝とは異なる理由でフケが発生している可能性があります。
 そして、頭皮の特定の部分からだけフケが発生している場合には、頭皮の一部に異常が起きているかもしれません。
 上記の特徴に該当するフケが起きている場合には、皮膚科を受診してください。
 それ以外にも、フケと一緒に頭皮に痒みや赤みといった症状が出た場合にも皮膚科に相談しましょう。
異常なフケが発生する原因

3.異常なフケが発生する原因

 これまで、皮膚科に診てもらう必要がある異常なフケの特徴を紹介してきました。
 続いて、これらのフケが発生する主な原因について解説していきます。

(1)脂漏性皮膚炎
 頭皮から通常より多いフケが出た場合には、まずは脂漏性皮膚炎かを疑いましょう。
 脂漏性皮膚炎とは、頭皮から皮脂が過剰に分泌されることで引き起こされる皮膚炎です。
 特徴としては、大量のフケや頭皮の炎症・痒みなどの症状が挙げられます。
 また、脂漏性皮膚炎が起こる原因は、高カロリーや脂っこい食事、不適切なシャンプーなどによって皮脂が過剰に分泌されることです。
乾燥性皮膚炎
(2)乾燥性皮膚炎
 頭皮から粉を拭くようなフケが出ている場合には、乾燥性皮膚炎の可能性が高いです。
 乾燥性皮膚炎は、頭皮の皮脂が減少して水分が不足することで引き起こされます。
 頭皮全体がかさついていたり、少し痒みがあるのが特徴です。
 症状が酷い場合には、円形の湿疹になることもあります。
 また、乾燥性皮膚炎はシャンプーによって皮脂の落とし過ぎ、加齢による頭皮の水分量の低下などが具体的な原因です。

(3)アトピー性皮膚炎
 上で紹介した乾燥性皮膚炎と似ていますが、アトピー性皮膚炎の場合でもフケが大量に出やすいです。
 アトピー性皮膚炎は、遺伝や生活習慣、外的要因など色々な原因によって引き起こされます。
 また、頭皮だけでなく全身が乾燥しやすいため、強い痒みや湿疹が体全体に出ている方はアトピー性皮膚炎の可能性が高いと言えます。
接触性皮膚炎
(4)接触性皮膚炎
 接触性皮膚炎とは、アレルギーやかぶれなどの皮膚炎を指します。
 具体的には、何らかのアレルギーや刺激物に接触することで発症するものです。
 小さな水疱や赤い吹き出物が表れたり、その部分だけハッキリした赤みが出るのが特徴となります。
 上記の症状と併発してフケも発生します。
 頭皮に接触性皮膚炎が発症する原因は、地肌に合わないシャンプーや育毛剤を使用した時や、カラーリングやパーマなどの薬剤によって起こるケースが多いです。
乾癬(かんせん)
(5)乾癬(かんせん)
 乾癬とは、皮膚が通常より早いペースで生まれ変わる皮膚疾患となります。
 症状に個人差がありますが、赤い湿疹ができた後、それがポロポロと剥がれ落ちてフケとなることがあります。
 完治されるのが難しい皮膚疾患と言われていますが、適切な対処によって発症を止めることも出来るようです。

(6)水虫
 頭皮も水虫になることがあり、フケの原因の一つでもあります。
 水虫は白癬菌というカビが原因で発症しますが、頭皮の場合櫛や帽子などで他人に移ることがあります。
 薄毛の部分に細かいフケが出ているという方は、頭皮に水虫が発症しているかもしれません。
頭皮のフケへの対処法

4.頭皮のフケへの対処法

 頭皮のフケが発生する原因をお伝えしましたが、続いて対処法についても解説していきます。
 薄毛治療・発毛や育毛を行う上で、フケを解消するのは重要なことですので参考にしてください。

(1)シャンプーの銘柄や頻度の変更
 シャンプーは、脂漏性皮膚炎などフケの原因に大きな影響を与えています。
 洗浄力の強すぎるシャンプーを使っていると、皮脂が不足している状態となりフケが発生します。
 そのような場合は洗浄力が抑えられていたり、保湿力の高いシャンプーに切り替えてみましょう。
 また、シャンプーの頻度やタイミングもフケに影響を及ぼします。
 シャンプーは、一日一回寝る前に行うようにしてください。
 何度もシャンプーをすることで必要な皮脂まで洗い流されてしまい、頭皮を乾燥させる結果となります。
食生活・生活習慣の改善
(2)食生活・生活習慣の改善
 脂っこい料理やカロリーの高い食べ物を好んで食べる方は、脂漏性皮膚炎になりやすいと言えます。
 フケに対しては、ビタミンB群が含まれている野菜もしっかり摂るなど、食生活の改善も必要となります。
 また、頭皮環境を正常に保つためには、乱れた生活習慣を正す必要もあります。
 睡眠不足や疲労、過度なストレスはホルモンバランスを崩し、皮脂の分泌が活性化してしまいます。
 フケを減らし薄毛や抜け毛を解消するためには、一度食生活や生活習慣の見直しをしてください。

(3)保湿薬
 頭皮の乾燥が原因でフケが大量に発生しているならば、保湿薬を頭皮に使用するのも有効な対処法です。
 保湿することでフケや痒みを抑えることが可能となります。
 自分に合った保湿薬が分からない方は、薬剤師や医師に相談してみましょう。
フケが原因で薄毛になることも

5.フケが原因で薄毛になることも

 ここまで、フケの原因や対処法をお伝えしてきました。
 フケについて毎日注意して観察している方は少ないと思いますが、フケを放置していると頭皮の痒みや炎症を起こすのみならず、薄毛の原因になることがあります。
 薄毛治療を検討されている方や今現在行っている方は、自分のフケが上記の症状に合致しないか再確認してみてください。
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